今最高に素晴らしくなっている極めつけの南仏ワイン!【ワインセット】
南仏のワインは飲みやすくて安いとイメージがありますが、実はちゃんとした状態で酸が壊れていなければ驚くほど複雑で熟成によって官能的な姿にすらなるのです。ワイン本来の姿はコンディションが良くなければ知ることができません。今最も美味しくなっている極めつけのワインを厳選しました!
セット内容:3本(赤3本)
【1】イヴ・キュイエロン / コート・ロティ・バスノン [2012]
赤ワイン:フランス / ローヌ / コート・ロティ
イヴ・キュイエロンは25年前からすでにローヌでは特別な存在。特にコンドリューにおいては驚くほどポテンシャルの高いワインで、甘口ワインの官能的な姿は未だに記憶に残っています。今回久々に彼のワインをかなり買い付けました。 ローヌ北部は、豊かなローヌ河の恩恵をうけた土壌。 トラクターか?使えないほと?の切り立った傾斜、川の反射光て?タ?フ?ルの日照条件となる台地、こ?く狭 まった平地に広か?る特殊なテロワール、過酷な土地の条件か?ワインに大きな影響を与えています。基本的には除草剤不使用、溶剤・肥料の使用は極力おさえています。 収穫は手摘み、選別は複数回、天然土着酵母による自然アルコール発酵、醸造上の添加物は殆と? 加えません。 「キュイユロンのワインた?!」とわかってもらえるワイン造りか?彼の信条て?す。 テロワールか?反映され、ウ?ィンテーシ?の特徴か?わかり、さらに造り手のキャラクターか?見えるワイン。 畑こ?と、区画こ?とに細かくキュウ?ェをわけて醸造をするため、個性の豊かさ、アイテム数の豊富さにつ なか?っています。
【2】クロ・ド・ラ・ボネット / シラー・ヴィエイユ・ヴィーニュ [2021]
赤ワイン:フランス / ローヌ / コート・ロティ
1970年代からコンドリューの地で有機栽培農業を営んできたHenryMontabonnet氏は1990年代に町の北西で土地を購入しました。(右の写真からも見てとれるように)数百年前からブドウ畑として利用されていたテラス式の畑とそれを支える石壁を利用しヴィオニエの栽培を始めました。過酷な労働が強いられるコンドリューの畑の多くは、特に第1次世界大戦後から徐々に放置されるようになり、90年代にMontabonnet氏が畑を購入したときには木が生い茂る半ば林の状態でした(写真右上)。1999年から12年かけて1.5haのブドウ畑を開墾、苗を植え続け、ファースト・ヴィンテッジを2009年にリリース。幸いにも戦後から今にわたり、人の介入がなかった土地であるため、化学薬品を一切知らないこの土地で生まれたてのヴィオニエを有機栽培で育てています。あまりの急な斜面のため「コンドリューの畑で有機栽培をしているのはClosdelaBonnetteぐらいだ」といわれています。収穫は手摘み。収穫してきた葡萄を野菜用に使用していた保冷室で冷却させ10℃にまで下げます。すみやかに垂直型のプレス機でゆっくりプレス。発酵はステンレスタンク、液体の温度が適温(20以下)になるのを待ち、全体の約2/3をフランス産オーク樽に移し1/3はステンレスタンクに残して発酵、そして熟成させます。ステンレスタンク熟成のワインはウイヤージュに使用し、タンク内の容量に応じて天井が上下する仕組みとなっていてワインの酸化を防げます。熟成期間:9ヶ月から1年。熟成樽の乾燥や菌の繁殖を防ぐため収穫の少し前に瓶詰めを行います。酸化防止剤は瓶詰めまで非使用。ピエール・フリックの醸造技術に高い関心を持ち、年々使用量を減らす努力をしています。年間生産量:1600本。5年後には8000本になる予定。※1999年から毎年、苗を植えるも国の法律により約1000㎡/年しか増やせないため、現在所有する1.5haに至るまでに12年の歳月と努力が必要とされました。最近植えられた苗の葡萄ではワインを造れないため(樹齢3年以上)2010年の生産はわずか1600本でした。
【3】ドメーヌ・ジャン・ルイ・シャーヴ / サン・ジョセフ [2020]
赤ワイン:フランス / ローヌ / サン・ジョセフ
シラー種100%。樹齢は15~100年以上。鉄分を多く含む花崗岩土壌でストラクチャーを表現する「Baschasson(バシャソン)」、柔らかくきめ細かい粘土質で凝縮感を出す「Dardouille(ダルデュイユ)」、花崗岩土壌でフレッシュさとミネラル感、スパイシーさなどを出す「Chalaix(シャレ)」の区画を別々に醸造した後にアサンブラージュして造られます。シラー特有のがっちりとしたタンニン、果実味もたっぷりしていて飲み応えがありつつも繊細さもあります。樹齢15年以下の若木はセレクションのサンジョゼフオフリュスに混ぜています。
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