フランス・ブルゴーニュ、古酒飲み比べセット【ワインセット】
熟成すると驚くほど官能的になるブルゴーニュの世界。熟成するとどう変化するのか、どのような熟成の仕方が素晴らしいのか是非体感してください。生産者によって区画によってどれだけ差があるのか興味深いところです。
セット内容:4本(赤4本)
【1】ドメーヌ・コンフィロン・コトティド / ニュイ・サン・ジョルジュ [1989]
赤ワイン:フランス・ブルゴーニュ・シャンボール・ミュジニー
ヴォーヌ・ロマネ村に約11haの葡萄畑を所有する優良生産者。古くからの名家らしく、村名の畑でも1級を凌ぐ最良の区画を所有しています。オールドヴィンテージをドメーヌより蔵出しにて頂きました。もちろん状態は申し分なく、今飲み頃のグレート・ヴィンテージが勢揃いです。栽培は、伝統的な方法で行っており葡萄の木を段階的に植え替えていくことで、結果として平均樹齢が65年という高さになっています。ギィ・アッカ氏の悪影響を心配する方も少なくないですが、低温浸漬の実態はSO2爆弾ではなく、1984年に偶然編み出された奇跡的な醸造方法。葡萄が冷たい状態から一次発酵を始めるという現在の醸造方法の先駆け。今ではブルゴーニュでもDRCに並ぶともいわれるほどの存在になり最近では入手が難しい。今回ラフィネが輸入したことでそれが実現しました。弟のうちの一人シャンソン・イヴはドメーヌ・クールセルの醸造家をつとめそのおかげでクールセルのワインは信じられないほどの評価を受け今ではブルゴーニュのトップ5に君臨するほどのワインとなっている。
【2】コント・アルマン / ポマール・クロ・デ・ゼプノー [2007]
赤ワイン:フランス・ブルゴーニュ・コート・ド・ボーヌ・ポマール
単独畑であるクロ・デ・ゼプノー。パスカル・マルシャンの後任としてバンジャマンルルーが醸造責任者になり、現在では完全にビオディナミで管理されています。昔からポマールでもこの畑だけは別格で特にここ10数年のワインは極めつきの姿をしています。樹齢の高い葡萄だけを厳選して作られるクロ・デ・ゼプノー。ブルゴーニュにとって至宝の畑の一つです。
【3】ルイ・ジャド / シャペル・シャンベルタン・グラン・クリュ [2009]
赤ワイン:フランス・ブルゴーニュ・ジェヴレ・シャンベルタン
フランス・ブルゴーニュ・コート・ド・ニュイ・ジュヴレ・シャンベルタン今からヴィノラムルイ・ジャドはブルゴーニュ屈指のネゴシアンとして知られていますが、長い間日本ではインポーターの関係で状態に問題があり本来の姿を垣間見ることしか出来ませんでした。基本的に大手なので正規輸入元になるには荷が重すぎるために、今までは資金力のあるインポーターしか扱えなかったことが理由です。かなり素晴らしいワインがあるのにもったいない話ですが、今回は蔵出しでかなり良い状態で輸入されているので注目です。ある程度飲み頃のものが多いのですが、輸入されたばかりですので十分に落ち着かせてからお楽しみください。2007年は比較的早熟ながら実に魅力的なスタイルのワインでまさに享楽的なワインが出来た年といえる。
【4】ドメーヌ・ド・クールセル / ポマール・プルミエ・クリュ・レ・リュジアン [2004]
赤ワイン:フランス・ブルゴーニュ・コート・ド・ボーヌ・ポマール
400年の歴史を誇るドメーヌで、現在は創始者の子孫に所有、運営されています。コート・ド・ボーヌでは珍しく強固なタンニンと素晴らしい凝縮感のあるワインを造っています。1996年からドメーヌ・コンフュロン・コトティドのイヴ・コンフュロンが醸造を手掛けるようになり、品質が目覚ましく向上しました。4つのプルミエ・クリュ、1つのヴィラージュ、そしてACブルゴーニュの赤白を造っています。伝統的手法と現代的手法を組み合わせ、テロワールと環境をリスペクトすることをポリシーとしています。有機農法を実践し、ブドウの樹が土中のミネラルを蓄え根を深く伸ばしテロワールを表現できるよう努めています。このキュヴェは2000年に植樹しました。赤茶色の土壌は蜂蜜、ドライフルーツ、砂糖漬けフルーツのアロマを持つワインに仕上がります。色は黄金食でありながらも、口当たりが柔らかく、フィニッシュも長く魅力的な味わいです。
【wineset】【rouge】